こんにちは。広告会社で働く管理栄養士、ナカノです。

先日、東京ビッグサイトで開催された「販促EXPO」に参加してきました。
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6大マーケティングセミナーの1つ、「資生堂のブランディング改革」を聴講しました。
資生堂ジャパンの取締役執行役員常務の方のお話で、どんな戦略か楽しみにしていたところ、

意外にもその戦略は、"地味なマーケティングを地道に"とのことでした。

資生堂の代表的なUVカットブランド、「アネッサ」のブランディングについてお話しされていました。

今までの「アネッサ」は、女性をターゲットに化粧品メーカーならではの"美容液成分付与"で
日々の紫外線対策を目指していましたが、日常使いでは価格が高いため、
低価格の日焼け止めにシェアを取られたそうです。

そこで、ターゲットと使用目的を絞ることに。

20代半ば頃から女性は、レジャーやスポーツを、
日焼けすることを懸念に思い切り楽しめなくなります。

カンカン照りの中、思い切り海やプールではしゃいだり、ビール片手にBBQなんて、
夏ならではで最高なはずなのに・・・

日焼けして会社に行ったら、周りの人に冷やかされたり、後日シミができたり…。

無邪気に遊ぶことが少なくなってしまいます。

そんな女性が、日焼けを気にせず思い切り楽しめるように
「アネッサ」はリニューアルされました。

「アネッサ」は元々、"紫外線防止効果が高い"ことがブランドの強み。
さらに、汗や水に触れると、紫外線をブロックする膜が強くなるという付加価値をつけ、
レジャー、スポーツにフォーカスすることで、今までと違う進化をしたことを感じさせます。

現在放映中のCMは、陸上経験のある真木よう子さんが汗だくで走っていたり、BBQをして楽しんでいます。
「汗は、女の武器になる。」というキャッチコピーは、自由を愛する、自信にあふれる女性を応援しているそうです。

さらに、東京マラソンや日本女子プロゴルフ協会、上田桃子プロスポンサードなどに協賛し、
まさにスポーツ×女性×日焼け止めのイメージを植え付けています。

また、本来の強みである"紫外線に強い"に加え、"汗や水に強い"という付加価値のおかげで、
UVカット剤の中でも、低価格ではなく、品質で勝負できます。

「アネッサ」の場合ですと、
対象者をしぼり、    =レジャーやスポーツを楽しむ20~30代女性
目的に合う商品を開発し、    =海や屋外スポーツ時に、絶対焼かずに思い切り楽しむ
魅力的なキャッチコピーで売り出す。  =「汗は、女の武器になる。」
  「楽しむひとは、まぶしい」


ブランディングは、"シンプルなことを確実に"が一番の近道なのですね。

広告会社で働く管理栄養士、ナカノでした。

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