こんにちは。

 

広告会社で働く管理栄養士、ナカノの上司で、広告会社で働く薬剤師のイノウエです。

 

先日、アメリカの最大級の獣医療学会、『WVC 89th ANNUAL CONFERENCE』に行ってまいりました。前回は、学会開催前のプロモーションについて書きましたが、今回は、「学会会場につくまでのプロモーション」についてご紹介します。

 

こちらの会場はホテルとコンベンションホールが融合された大型施設です。

ホテルのレストランエリアを抜けると、コンベンションホールへのアプローチに入ります。

 

ここからプロモーション開始です。参加者は必ずこの通路を通るからです。

 

早速、下記の右の柱にご注目ください。
BlogPaint

ネコちゃんのかわいい手のビジュアルとその奥の柱にも同じレイアウトで続きます。
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WHEN IT COMES TO PROTECTION
(予防するときがきたら)

WHAT DOES MORE THAN SCRATCH THE SURFACE?

(表面をひっかくことよりも )

REACH FOR SOMETHING NEW

(新しいものに出会うこと)

VISIT MERCK ANIMAL HEALTH BOOTH#3927

(メルクアニマルヘルスブース#3927(ブース番号)へ来てね!)

※意訳しています

これは、ネコのノミマダニ対策薬のプロモーションです。

ネコがひっかいている大きなビジュアルの最後の柱でようやくブランドロゴが登場します。

 

日本でも東京ビッグサイトの東棟へ行く際の動く歩道脇の看板は

1つの企業が続けて異なる広告を出していることもありますが、

このようにストーリーづけてメッセージを広告としているのは、あまり見かけないかもしれません。

 

さらにその他にも広告はいたるところに続きます。
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▲3つ連結のデジタルサイネージ。こちらは見ている限り、4~5つの企業が広告を出稿、合間にはセミナースケジュールが放映されています。
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▲ありとあらゆる柱、壁、スクリーンを活用して広告が存在します。

 

下の広告は、通路正面の場所にあり、必ず目にする位置しています。さて、このチワワの広告。あるメーカーの内服薬の広告なのですが、会場に入る前に至るところで目にします。

ちなみに、写っている人のサイズと比べるとめちゃくちゃ大きい広告だということがお分かりいただけると思います。
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さらには学会プログラムもこのような感じです。表2広告、プログラム同梱資料に挟み込みリーフレット、
カンファレンスプログラム・・・・
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 気合の入れ方が違います。

 

そして、まだまだ広告は続きます

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▲参加登録証を発行してもらう場所は2階のフロア。その2階へ通じるエレベータ―の壁にも製品ロゴが。
しかも「どこから映してるの
?」と思うような位置にキレイに製品ロゴが投影されています。
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▲参加登録発行ルームの月当たりにはでかでかと学会看板。そしてスポンサー企業のロゴが。

もう、広告だらけです。

 

いかがでしたか?

 

これでもほんの一部ですが、会場に入るまでにおなかいっぱいになるくらいの広告です。

でも、(1)でもお伝えしたように、とにかくブースに来てもらわないと宣伝になりませんので、大手企業は『ブース出展+会場広告』が必ずセットで考えられているようです。

 

今回は長くなりましたが、最後に、冒頭でご紹介したネコちゃんの広告。

実は同じ通路を帰り道通るわけなのですが、帰り方向から見える柱には、また別のメッセージがありました。
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DON’T FORGET!
(忘れないで!)

CAT’S NEED FREA AND TICK PROTECTION

(ネコちゃんが必要とするノミとマダニ予防は…)

IS NOW WITHIN REACH

(…今すぐそこで出会えます)

VISIT:BRAVOVETS.COM FOR MORE INFORMATION

(詳しい情報はBRAVOVETS.COMへどうぞ)

学会空間に入ってすぐ、そして離れる間際までアプローチしてくるところが、

あたりまえのようですが、すごく工夫されているな、と思いました。

1つ1つメッセージが違うと思わず目にして読んでしまうという効果もありますね。

 

次回は展示ブースについてご紹介します!
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